広島県の住宅相場価格と環境

このページでは、広島県で家を建てる時にかかる料金や相場を
各種データを用いて、細かく紹介していきます。
また、地域別、路線別の環境なども紹介しています。
※データは、総務省、国土交通省などの信頼性の高いデータを元にしています。

 

 

いくらかかる？広島県で家をたてたときの金額とは〜データ編

まずは、以下のデータを見てください。広島県で家を建てるときの相場です。
これをもとにお話しをしていきます。

広島県一戸建ての坪単価	木造59.4万円 鉄筋79.2万円
広島県一戸建ての家の広さ	36.9坪
広島県の土地代（1坪当たり）	17万1270円
広島県で家を建てるときの土地の広さ	62.7坪（うち36.9坪が家）

※「1平米」で表記されているデータは『3.3平米＝1坪』として計算しています
※「土地の広さ」に関しては、「家の広さの1.7倍」というのが相場です
※参照データ : 『総務省』−「利用関係別、構造別、建て方別（住宅の工事費）／戸数、床面積、工事費予定額、１戸あたり工事費予定額、１平米あたり工事費予定額 」、『国土交通省』−「都道府県別・用途別平均価格表」
木造住宅を建てるときの相場が、
坪単価当たり59.4万円（木造）〜79.2万円（鉄筋）くらいが相場です。
また平成27年の広島県住宅地の土地単価は坪当たり17万1270円程度です。

実践編：シミュレーションをしよう

上のデータを元に実際に一軒家を建てるとき、どのくらいかかるのか計算してみました。

木造の場合は、

家の金額	36.9坪×59.4万円＝2191万8600円
土地の金額	36.9坪×1.7倍×17万1270円＝1074万3767円
土地＋家の金額	1074万3767円＋2191万8600円＝3266万2367円

 

鉄筋の場合は、

家の金額	36.9坪×79.2万円＝2922万4800円
土地の金額	36.9坪×1.7倍×17万1270円＝1074万3767円
土地＋家の金額	1074万3767円＋2922万4800円＝3996万8567円

となります。

 

付帯工事もかかる

 

このほか、付帯工事としてかかる金額があります。
これは家の条件や立地などによって大きく変わるため、
一概には言えませんが、数百万円はかかる、とみておいた方が安全です。

 

それでは、代表的な工事項目を相場金額と併せて紹介します。

建て替えなど古い建物の解体工事関連費用	105万円〜245万円
測量・地盤調査費用	8万円〜10万円（うち測量費3万）
地盤改良・基礎補強工事	125万円〜310万円
造成工事	0万円〜30万円
ガス・給排水（本管引込）工事	50万円〜100万円
外構・造園等エクステリア関連費用	50万円〜200万円
空調・照明・カーテン等インテリア関連費用	140万円〜330万円
その他（ＴＶアンテナ・通信回線）工事	1万円〜2万円
合計	約854万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

諸経費もかかる

 

付帯工事と並んで、もう一つ気をつけないといけないのが諸経費です。

確認申請・竣工検査料		15万円〜25万円
建築工事請負契約書の印紙税		1万円
登記費用（所有権保存登記の登録免許税および司法書士報酬料）		木造40万円 鉄筋43万円 (うち司法書士報酬10万円として算出)
不増産取得税（計算額から標準税率で算出）		木造131万円 鉄筋160万円
住宅ローン関連費用（全額ローンとして）	金銭消費貸借契約書に掛かる印紙税	2万円
	抵当権設定登記の登録免許税および司法書士報酬料	木造8万円 鉄筋9万円 （うち司法書士報酬5万円として算出）
	火災、地震保険料	5万円〜30万円
給水・放流負担金や街並保全費等		0万円〜20万円
合計		木造230万円 鉄筋263万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

この付帯工事費と諸経費を、さきほどの住宅建設費用に足すと、
木造の場合は4350万2367円（3266万2367円＋854万円＋230万円）
鉄筋の場合は5113万8567円（3996万8567円＋854万円＋263万円）
となります。

 

その他の費用について

 

直接、住宅を建てるお金としてかかる訳ではありませんが、こういった費用もかかります。

引越し費用	10万円〜30万円
式祭典費用	5万円〜15万円
その他（着工、引っ越し挨拶）	0.5万円〜１万円
合計	約31万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

さきほどの金額に、この「その他の費用」も足すと、
木造の場合は4381万2367円（4350万2367円＋31万円）
鉄筋の場合は5144万8567円（5113万8567円＋31万円）
となります。

 

 

広島県の住宅事情に関して

このように、広島県の住宅の相場は、4381万円〜5144万円といったところになります。

 

広島県の平均地価は、全国平均をやや上回り、広島市など上昇しているところもあります。
広島市ではＪＲとアストラムラインを接続する白島新駅ができて白島地区の人気が高まり、
アストラムライン沿いや駅に近い地域で需要が高くなっているようです。

 

一方、古い団地は需要が落ち
、臨海部も需要東日本大震災の心理的影響から避けられているようです。
福山市など郊外では地価が下落し、
尾道市では人口減や供給過剰傾向から下落率も拡大しています。

 

また島嶼部でも過疎化や高齢化が進み、地価は大きく下降し続けています。

 

鉄道網は、ＪＲ山陽本線が東西隣県とつなぐ中心幹線となって、
三原・広島間の瀬戸内海沿いに呉線が通り、
福山から福塩線が三次市塩町駅で芸備線に接続して芸備線が広島と岡山県新見をつなぐ他、
庄原市の備後落合駅から木次線が島根県宍道駅へ、
三次からは三江線が島根県の江津へつなぐ他、
福山市神辺駅からは井原鉄道の井原線が岡山県総社へとつなぎます。

 

広島市内には可部線が安佐北区のあき亀山駅まで路線を延伸し、
また路面電車としては日本一の広島電鉄が７路線を運行しています。
また、住宅地の通勤通学路線として、アストラムラインやスカイレールみどり坂線もあり、
アストラムラインの沿線地価は上昇しています。

 

気候は、北の中国山地と南の四国山地に挟まれて、
夏・冬の季節風の影響を受けにくいものの、
山地や台地・盆地・河川流域・瀬戸内海の地勢から、地域によって大きく異なります。

 

夏は沿岸の都市部や内陸の盆地などで猛暑日になる日も少なくありません。
また内陸部では緯度の割に冬の冷え込みが厳しく、
中国山地の山沿いには厳寒地もあります。

 

瀬戸内海沿岸は冬でも温暖で降雪量は少ないですが、
北部の中国山地の山沿いは雪が多く、日本海側には豪雪地帯もあり、
地域に応じた構造を検討・考慮されるとよいでしょう。

 

また地形特徴から土石流危険渓流や急傾斜地崩壊の危険箇所も多いので、
立地の地形や地盤なども確認されることをお勧めします。

 

 

資料請求で広島県の具体的な相場を知ろう！

上記の金額は、広島県で家を立てた方のデータから導き出した平均値に過ぎません。

 

家を建てる人それそれで住みたい家は変わりますので、
よりくわしい金額が知るには業者に希望条件を伝えて見積りを取るのが一番です。

 

 

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